投稿

ガッツ俱楽部の自然教室2024《1月号》

イメージ
 こんにちは。2025年も早や1月が終わろうとしています。この前おせちを食べた気がしますが。最近1年があっという間に感じるようになったと感じていたところ、先日 面白い話を聞きました。例えば、10歳の子の1年は人生の1/10、10%は濃いですよね。でも100歳の老人の1年は人生の1/100。1%は薄い…そりゃ1年の重みも違うわ。と妙に納得した次第です。  さて、第12期生は今回が最後の自然教室となりました。5月のスタートから数えて8回目。コミュ力、協調性、自主性、どの子も本当に成長しました。心もひとまわり逞しく優しくなった子ども達の最終回、どんな様子だったのか写真とともにレポートします。 ****************************************** おはようございま~すっ!といつも通り 元気の良い子ども達。班分け・担任発表・自己紹介をして、「知らぬ人の集まり」から、1泊2日を共に協力し合う「班:チーム」へと変化していきます。 早速、野外調理場へ行って、まずは「きな粉作り」ですね。麺棒で大豆をつぶして粉々のサラサラにしましょう。きな粉って大豆から出来てるのも初めて知った子もいるようです。袋を開けるとフワっと大豆の良い香り。これは市販品では出せない香りですねぇ。 このきな粉に砂糖を混ぜて味を調節して、他にも砂糖醤油やココアなんかも準備して。いつでも食べられるようにスタンバイ。その間に野外調理場のカマドではもち米も蒸しあがっています。ではでは、お待たせの餅つき開始です。 何しろ餅つきはもち米が硬くなる前につきあげないと。時間との勝負です。ぺったんぺったん、というよりバッチンバッチンとついた方が良いですね。それ、1・2,1・2,と声を掛け合いながら頑張れ~ その調子~! つき上がったらテーブルに運んで自分で一口サイズにちぎります。自分たちでついた出来立てのお餅は最高!3種類の味変も最高!「これが一番おいしいっ!」と自分の好みの味を見つけてお腹いっぱい食べていました。 食後の後片付けも終わりますと、ハンモック遊びや焚き火なんかをして楽しみます。25枚の写真の場所を探すフィールドビンゴも楽しかったですね。 ノコギリとナタを使って竹けん玉も作りました。5月に初めて使った頃より、はるかに上手く使えるようになっています。 そのあとは夕べのつどい、夕食もお...

ガッツ俱楽部の自然教室2024《12月号》

イメージ
 2024年ももうすぐ終わりですね。5月に始まった第12期生の自然教室2024も早や7回目。子ども達もすっかり逞しくなってきました。今月は年末の恒例行事、クリスマス&お正月準備の回でした。どんな様子だったのか、写真とともにご紹介いたします。 ***************************************** ご挨拶、班作りのあとの最初の活動は「年越し手打ちうどん作り」! 中力粉を一人100g計量し、塩水を作って粉と混ぜ混ぜ~&揉み揉み~。塩水を全体にいきわたらせるのがポイントです。10分ほど揉むと生地がまとまってきますから、生地に打ち粉をつけて麺棒で伸ばしていきます。これがなかなか難しい。けど、本当のうどん屋さんみたいで面白い。 薄~く延ばした生地を蛇腹に折ってから切っていきましょう。 茹でると麺は約1.5倍に膨らみます。それを頭に入れて切ってね~。そうそう、その調子! そして茹でますが、麺を細く切った子のは早く茹であがるし、きし麵かホウトウかってくらいに太い子はなかなか茹であがりません(笑)。まぁ、それも「好み」ということで(笑)。 ともあれ、茹で上がったら流水で揉んで〆て、丼にうつして…。追いガツオの麺つゆで「ぶっかけうどん」スタイルで食べましょう。自分で粉から作った手打ちうどん。打ちたて・切りたて・湯がきたての「三たて」うどん、お味はどうでしたか? 美味しく食べてお腹いっぱい。後片付けも済ませたら、午後の活動は「門松作り」! 筒を切って、紙ヤスリで切り口をきれいに削って、色塗りして…。この色塗りが一人一人自由で良かったですねぇ~。「この色の門松でお正月が迎えられたら私はハッピー、という色で塗れば良いよ~」とだけ最初に言って自由にさせました。 定番の緑、赤白黄色、ソフトバンクホークスカラー、エメラルドグリーン、虹色などなど、個性と発想力が爆発です(笑)。良き良き。 色を塗り終えたら筒を3本まとめて形を整えて。後は土台に筒を入れて砂で固めて、飾りつけです。 お家の玄関に飾る門松に欠かせないのが、年神様のお越しを「待つ」の松。これが神の依り代ですから飾りつけには欠かせません。常緑の松は生命力を感じさせますしね。 それから南天の実は「難を転ずる」とも言われ、禍を遠ざけてくれます。赤飯もそうですが、赤は邪気を払う色とも言われますので、これまた縁起...

ガッツ俱楽部の自然教室2024《11月号》

イメージ
 紅葉が見ごろを迎えている今日この頃、皆様ご機嫌いかがですか?先日の遠足で行った公園も木々の紅葉が黄金色や茜色で美しかったです。 さて11月の自然教室は、お弁当を作って遠足。まさに行楽の秋・食欲の秋といったところでしょうか。どんな様子だったのか、写真を交えて振り返ってみましょう~! ************************************ まずは元気なご挨拶から班作り。自己紹介して緊張がほぐれて仲良くなって「見知らぬ者の寄せ集め」が協力し合える「チーム」に変わったら、早速お弁当作りからですね。 ※今月は先の週が天候悪く目的地を近場の施設に変えての遠足に、後の週が予定通りのアスレチック公園までの遠足に、ということで若干内容が違います。 先の週はお昼から雨が上がるとの予報を信じて午前中いっぱいを使って「ガチ弁」作りです。1人ずつ卵を割ってフライパンでスクランブルエッグ。タコさんウインナーは包丁で器用に切れ込みを入れて炒めると、ちゃんと足が8本出来上がり!ほうれん草ベーコンのソテーも作ってお弁当箱に詰めましょう。 後の週は「お弁当をお昼に公園で食べる」ためには、とにかく出発を急がなくてはいけません。なのでこちらは自然解凍の冷食おかず3品で「時短弁」です。日本の冷食って便利で美味しくてすごいな。 お弁当をこしらえたら(先の週は社教センター内で作りたてホカホカお弁当を食べてから)、いざ遠足へ! 先の週は出発の頃には雨はだいたい上がっていました。公園へは行っても地面がぬかるんでいるのが自明なので、雨の心配のない屋内施設2カ所を回る、近場の遠足(中足?)です。近場といっても合計6km、結構ありますね。途中脱落することなく全員が完歩しました。どこに行ったか、写真から分かりますか? 後の週はアスレチック公園まで、往復8km、2時間ちょっとの遠足です。こちらもほぼ全員が完歩です!普段長距離を歩くことの少なくなった時代の子ども達ですが、ガッツを出してよく頑張りました。 どちらの週も、みんなでお喋りしながら歩くこと自体や、行った先の施設でも存分に楽しんでくれました。おやつが食べられれば行先はどこでも良いんかな?とも思いましたが(笑)。 頑張って歩いて社教センター帰ってきた後は、使った調理器具や弁当箱を洗って、夕べのつどい、そして夕食です。自由時間の後は夜の活動、今回...

ガッツ俱楽部の自然教室2024《10月号》

イメージ
ご機嫌いかがですか? 気温も30°cを下回る日が続き、秋らしくなってまいりました。春と違って 花粉症もなく(人による)、勉強・読書・スポーツ・行楽、と何をするにも最適な季節ですが、私はもっぱら「食欲の秋」です。食べ物が何でも美味しい!冬眠前の動物のように 今 たっぷりと脂肪を蓄えているところです(お腹周りに)。 さて、10月(5回目)の自然教室、子ども達はどんな様子だったのか。写真とともにご紹介いたします。それでは参りましょ~。 ================================== いつものように元気なご挨拶、班発表、自己紹介して班作り、荷物を宿泊室に運び入れたら早速 活動開始!まずは泥団子を作りましょう。早く乾かして(水分を抜いて)色塗りが出来るように、昼食前にひと仕事です。 まずはテーブルが汚れないように新聞紙を敷き詰めて。 公園や校庭の土でも出来なくはないけど、泥団子には粘り気のある田んぼの土が一番。土と水、適量を計ってビニール袋でモ~ミモミ。取り出して手のひらでコ~ロコロ。 泥団子はまん丸じゃなきゃ、という固定概念を取っ払ったら子ども達からは自由な発想がどんどん出て来ます。星型、ハート型、卵型、ウサギや亀に「その辺に落ちてる石」という型をリアルに追及する子も。 形になったら一旦泥団子作りは中断。水を吸い込むキッチンペーパーの上において乾かして明日の朝に色塗りしましょう。 ひと仕事やった後はお待ちかねの流しそうめん!竹を使って本格的にやりますよ。節を抜かないと素麺が流れませんからね。木槌で節抜き、お願いしま~す。 コロナ禍で衛生観念も変化しました。素麺をすくう用のお箸と、実際に素麵をツユにつけて食べる用のお箸は別にしましょう。誰かが口に入れたお箸をみんなが素麺をすくう竹樋の中に何度も突っ込むのって、考えてみれば…ですもんね。そういう訳でマイ箸を竹から作ります。 素麺は夏しか食べちゃいけないものじゃない。10月に食べても美味しいのです(笑) 食べ終わったら竹樋はノコギリで分解。しっかり乾かして来月の焼き芋作りの薪にします。ですが、頑張って切った竹、せっかくだから何か遊びに使えないかな?・・・スーパーボールを運ぶパイプリレーをしましょう!班の皆で上手く繋いでゴールのバケツにINできるかな? あ~楽しかった盛り上がった。ワーワーキャーキャー、走り回...

ガッツ俱楽部の自然教室2024《9月号》

イメージ
 こんにちは。明日から10月というのにまだまだ暑いですね。まさか10月で猛暑日あるかも?な感じです。8月の中・下旬に台風が来て夏の暑さが去って、セミの鳴き声に代わってコオロギが涼やかに鳴く秋が来る…。そんな「昔はこうだったよね」が通用しなくなってきたのでしょうか?9月の自然教室は、予想外の暑さの中でのテント泊!そして海遊び!全3食の野外調理!。楽しいこと三昧の1泊2日、どんな様子だったのか、今回は写真多めで振り返ってみましょう~!! ================================== 今回は初の「玄海の家」(宗像市)での開催。耳を澄ませば松林の向こうから波の音が聞こえてくる野外調理場にて、「おはようございます!」と大きな声のご挨拶からスタートです。8月はお休みでしたから2カ月ぶりのガッツですね。 班発表の後は班作りです。自己紹介をして仲間の素性?を知ることが「他人の寄せ集め集団」が「チーム」に変貌する第一歩。全員が己のコミュ力発揮して、団結・協力し合える良いチームになってね。そしてリーダーと副リーダーを決めます。仕事は多いけどやりがいはあるよ~。じゃんじゃん立候補してちょうだい。 今回は、12月活動のクリスマスリース用の「松ぼっくり」と、門松用の「砂」を確保しておかねば、ということで松林や海に集めに行きます。松ぼっくりは気に入った形のものを15個くらい、砂は…甲子園で敗れた球児のような写真だなコレ(笑) お昼はピザを作ります。まずはピザ窯を作らねば。重たい鉄板を倉庫から運んできて、耐火レンガを挟んで上下に2枚置く、その空間がピザを焼く窯(オーブン)になります。 次に生地作り。小麦粉に砂糖・塩・ドライイースト・ぬるま湯・オリーブオイルを入れてコネコネ。ビニール袋を破らないようにね。 上手く出来るコツを掴んだ上級生が班の仲間にノウハウを伝授します。これぞ「チーム」です。生地が出来たら30分ほど発酵、それから形成、トッピングと進みます。 発酵させてる間に鉄板の上下の薪に火をつけてピザ窯の温度を上げています。 準備が出来た人から一度に2枚ずつ焼いていくよ~~~! 火力次第ですが、だいたい3分くらいで焼き上がり。生地はサクサクのクリスピー。トッピングのチーズがビヨ~ン(笑)はい、美味しい。優勝!  で、 食べ終わった人から片付けです。 お腹...