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ガッツ倶楽部の自然教室2025《11月号》

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 ごきげんいかがですか。今年も秋は短いのでしょうか、ここ数日は冷えますね。とは言え、気温ひと桁台の地方に比べれば10℃以上はある福岡はまだ暖かい方なんでしょうね。 さて、第6回自然教室はそんな秋を堪能する回となりました。子ども達はどんな様子だったのか、写真とともに振り返っていきましょう。 ************************************* おはようございまーーーっす!いつもの元気な挨拶でスタートしたら、今回の1泊2日の活動概略を説明し、班分け&班づくり。自己紹介を通じて班のメンバーが「仲間」となっていきます。 最初の活動はお弁当作り。さっそく包丁握ってフライパン振って...といきたいところですが、お弁当をお昼に食べるためには遠足の歩く時間も考えて11時には社教センターを出発したいところ。ここは無理せず時短優先。歩いてる間に食べ頃になる便利な自然解凍の冷凍食品に頼ります。ご飯だけ、お米を研いで炊いて詰めましょう。 おかずも詰めてご飯の粗熱を取って蓋をして。おやつやお手拭きをリュックに入れてトイレも済ませて、準備が出来たらいざ出発~!「行楽の秋」、遠足です。班の仲間とおしゃべりしながらワイワイと。自転車や他の方が通れるように、道いっぱいに広がらずに楽しく歩いていきましょう~。 歩くこと1時間少々、全員完歩しました。まぁこれくらいはガッツ倶楽部の子達には軽いもんでしょうね(笑)目的地のアスレチック公園に到着で~す。トイレや水場の場所確認、遊具や再集合時間の諸連絡を聞いたら、お待ちかねのお弁当&おやつタイム、からの自由遊び。 青空の下で食べるお弁当ってなんでこんなに美味しいんでしょうね。それが仲の良いお友達となら、なおさらです。 で、お弁当を食べ終えたらおやつタイム。あちらこちらで開催?されるお菓子交換が楽しいですね。自分が差し出すおやつと相手が差し出してくるおやつは等価交換なのか?「じゃぁぁぁ、これ2個とそれ1個を交換しよう!ダメ?」などとアメリカの大統領ばりのディール(交渉)が行われています(笑)。これも良い社会勉強です。 それでもって、お腹が満ちたら遊びましょう。バドミントンやドッジボールにドッジビー、縄跳びに興じる子もいれば、けいどろでひたすら走り回っている子、ターザンロープやスライダーなどアスレチック公園の遊具ではしゃぎまわる子もい...

ガッツ倶楽部の自然教室2025《10月号》

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 ごきげんいかがですか。ようやく夏が終わった、そんな気持ちになるここ数日の気候ですね。今年も「秋」と呼べる期間は短そうです。読書・スポーツ・グルメに行楽、あれやこれやと満喫せねば、ですね。 さて10月の自然教室は秋にもってこいのアウトドア、テント泊がメインの回といたしました。もちろん食事も3食全て野外調理です。アウトドアに食堂はありませんからね。 ではでは、当日の子ども達はどんな様子だったのか、写真と共にプレイバックです! ************************************** いつものように元気な挨拶「おはようございまーーーっす!」。毎回これで私も気合のスイッチONです。 始めの会でこの2日間の活動の流れをお知らせ、班分けと自己紹介、リーダー決めです。ここ、「他人の寄せ集め」が「チーム」に変わる大事な時間です。先々ずっと使えますから自己紹介の技術は磨いて欲しいなと思っています。 チームが出来たら最初の活動、昼食のピザ作りに入っていきましょう。今回も粉から生地を作っていきます。小麦粉や水、ドライイーストや砂糖など分量を間違いなく計って。こねて丸めて生地が完成すると、ソースを塗ってベーコンやチーズをトッピング。 おぉ~、写真の後ろには上下の薪で熱せられた鉄板カマドがピザ生地の投入をお待ちかね。生地を薄くしておくと強火力3分程でクリスピーに焼き上がります。カリッとした食感とトロトロのチーズもグッド👍 食べたら後片付けをしてテント設営です。先の週に参加の子達は雨天のため体育館に。次の週の子達は晴天でしたから松林の中にテントを張ります。 玄海の家の職員さんからテント設営の方法を聞いて、いざ自分たちでやってみます。完成形が想像つきますからそう難しくはありませんね。同じテントで寝る仲間と協力して頑張ります。設営が終わるとマットを敷いて自分の荷物や寝袋も入れこんで、今夜の「寝床」を作ります。この時点でなんだかワクワクしますね。 寝床が出来るとひと安心です。テントの中でちょっと遊んで、次は夕食のカレーライスを作りましょう。人間は食べるために生きているのか、生きているから食べるのか、何はともあれアウトドアライフでは「ずっとご飯の用意をしている」気がします。私がソロキャンプに行ってもそうです(笑)。 そうそう、そんな感じでお米をこぼさないように研いでね。...

ガッツ倶楽部の自然教室2025《9月号》

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 ごきげんいかがですか。ようやく朝晩は涼しくなって秋を感じられるようになってきました。これからはキャンプや遠足といった行楽、またグルメや読書にも良い季節になってきますね。 去りゆく夏を惜しむように、秋になる前の駆け込みで9月の自然教室は「流しそうめん」「海水浴」をメインに活動しました。さてさてどんな様子だったのか、写真と共に振り返ってみましょう~! *************************************** 「おはようございま~っす!」8月はお休みだったので2カ月ぶりの自然教室。夏休み明けの子ども達は相変わらず元気で良き良き。 今回は今期初の福岡県立少年自然の家「玄海の家」(宗像市)での活動。館内の利用方法や寝具の畳み方など職員さんに教えていただく入所式。そしてぐっさんの始めの会。班分け、自己紹介、リーダーと副リーダーを決めたら活動スタートです。 最初の活動は「泥団子作り」。翌朝に色つけをするためには団子が乾燥していないといけません。なので何はともあれ泥団子を成形しておかねば、なのです。 田んぼの土と水を計量してドンピシャの配合で混ぜ合わせ、コロコロ丸めてお団子に。強く押し潰してしまうとヒビ割れするので、やさ~しく やさ~しくコ~ロコロします。サイコロの形、星の形、あえてヒビ割れさせてそれを模様に仕立てる子も。成形が終われば吸水シートの上に置いて丸一日 水抜き乾燥です。 ではでは、お昼の準備に取り掛かりましょう。今回はお楽しみの「流しそうめん」です。まずは竹を割ってマイ箸を作ります。ガッツ倶楽部の流しそうめんは衛生的な配慮がなされています。他人が口をつけたお箸がチャプンと浸かった水や取り損ねた素麺が流れてきて下流の子がそれを。。。というのがどうにも許容できず(ぐっさん個人の感覚ですが)。ですので、流れる素麺をキャッチする用のお箸と、実際に素麺を食べる用のお箸は分けます。 自然教室も4回目の子ども達。どの子もナタで器用にお箸を作れます。先端は細めに、表面はささくれの無いように削って、完成したら洗剤で洗っておきます。それから班ごとにたっぷりのお湯でたっぷりの素麺を茹でます。素麺が茹で上がればいよいよお待ちかねの「流しそうめん」の開催で~す。6m近くある竹樋を使った本格的な流しそうめんですよ~! 童話『桃太郎』の桃ではないですが、食べ物が上流か...

ガッツ俱楽部の自然教室2025《7月号》

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 ご機嫌いかがですか?昭和53年の福岡大渇水を知る世代としては梅雨の長雨のありがたさも身に染みていますが、今年はあっという間に梅雨明けでしたね。そのおかげで、子ども達が待ち望んでいた今月のメイン、川遊びは青空の下で存分に楽しめました。 それでは早速、7月の活動を写真と共に振り返っていきましょ~う! *********************************** おはようございます!の元気な挨拶で第3回の自然教室も幕開け。班編成をして自己紹介で「他人が仲間に」変わっていきます。このタイミングでリーダー・副リーダーも決めますよ~。 最初の活動はいつものように昼食作り。今回は炊飯がありますので、まずはお米のとぎ方レクチャーです。お米屋さん・米農家さん・栄養学の先生などいろんな方がYouTubeにお米のとぎ方動画を上げています。何回水を換えるかなど言っていることはバラバラですが、共通するのは「濁った水を米に吸わすな」です。 手早く研いだら今回は5合のメモリまでお水を入れて30分程浸水させておきましょう。さ、お外に出て豚汁を作りますよ~。 先月の焼きそば作りでは包丁、今月はピーラーが刃物として登場です。持つところに気を付けて、指の皮をむかないようにね。便利だけど危険なヤツだぜ。 火熾しは準備で8割決まります。木屑をたくさん作って、空気の通り道を考えながら薪を組み立てる。薪は徐々に太くしていき、追加する薪の準備も怠りなく…とガッツと工夫が火熾し成功の鍵を握ります。 かまどで調理すると、炎で鍋の表面は真っ黒くろすけになります。なので予めクレンザーを日焼け止めのように全面に塗りたくります。そうすることで食後の調理器具洗いの時に水で流せばクレンザーごとススは落ちます。「やってて良かった」と必ず思います。 今回の炊飯は「おにぎり作り」。きれいな三角△おむすびを握る練習です。手の形や膨らみ、向きが鍵ですよ~。ぐっさんに教わった通りにやれば上手くいくはず。お家でも握って練習を重ねてね。 豚汁も炊飯も完成!できた班からいただきます。豚汁と塩おにぎり、ナイスな組み合わせ。子ども達も「マジ美味い~!」を連発。そうでしょそうでしょ、頑張ったら美味しいのよ。 食べ終えたら班の調理器具、班のお皿を洗います。きれいに洗えたか、ぐっさんチェックをパスすると、次に自分の食器を洗います。かまど...

ガッツ俱楽部の自然教室2025《6月号》

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 ごきげんいかがですか?気温も30℃を超える日が続くようになりましたね。梅雨が開ければ夏本番がすぐそこです。 「同じ釜の飯を食う仲間」と言うように、実際1泊2日で寝食を共にすればやはり仲間意識は増してくるもの。5月初回の緊張感に取って代わって「連帯感」が生まれてきた、そんな2回目の自然教室となりました。さっそく写真とともに当日の様子を振り返ってみましょう~! ************************************ おはようございます!の挨拶から元気いっぱいの子ども達。班分けをして自己紹介してチームを作っていきます。 最初の活動は野外調理。今回は焼きそばを作ります。軍手やお皿お箸に布巾などなど、準備が整ったらお外へGO! 先月の訓練はナタ・ノコギリ・火熾しでした。今回は包丁(と午後の活動でカッター)が入ってきます。「危ないから遠ざける」ではなく、「危ないから安全に使う」。この心得をしっかり植え付けるのが6月のテーマです。 調理係とカマド係、みんなが協力し合って「怪我をしない・させない」で美味しい焼きそばを作り上げていきます。煙たいけど頑張れ~!ファイト~ さあ、出来た班からいただきましょう。「うんまっ!」「美味しい!」色んな歓声が聞こえます。苦労して作った具だくさんのソース焼きそば、いつもの5割増しで美味しいね。 美味しくごちそうさました後は、班で使った調理器具(まずこっちが先よ)・自分のお皿お箸を洗います。もちろんカマドもきれいにします。来た時よりも美しく!ですよ。 しばしの自由時間の後、午後の活動。引き続き、野外調理場で弓矢の矢を作ります。 ナタで竹を割って自分好みの幅に切り出します。横のささくれもキレイに削って素手で握っても痛くないようにスベスベにしておきましょう。ナタ使い、みんなすっかり上手になりましたね。 館内に戻ってきました。弓矢の矢、仕上げましょう。弓の弦を挟む「矢筈(やはず)」という部品を取り付けます。その部品はカッターでプラ段から切り出しますので、まず先にカッター使いの訓練をしておきましょう。 自分が切りたい箇所をキレイに切る。定規を当ててグッと抑えて、カッター刃は出し過ぎず寝かせるように定規に沿って滑らせる。自分の指は切らないように、定規の上から出ないこと。上手くカッターを扱えるようになったら本番、「矢筈」を切り出して矢に...