ガッツ俱楽部の自然教室2024《12月号》
2024年ももうすぐ終わりですね。5月に始まった第12期生の自然教室2024も早や7回目。子ども達もすっかり逞しくなってきました。今月は年末の恒例行事、クリスマス&お正月準備の回でした。どんな様子だったのか、写真とともにご紹介いたします。
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ご挨拶、班作りのあとの最初の活動は「年越し手打ちうどん作り」!
中力粉を一人100g計量し、塩水を作って粉と混ぜ混ぜ~&揉み揉み~。塩水を全体にいきわたらせるのがポイントです。10分ほど揉むと生地がまとまってきますから、生地に打ち粉をつけて麺棒で伸ばしていきます。これがなかなか難しい。けど、本当のうどん屋さんみたいで面白い。
ともあれ、茹で上がったら流水で揉んで〆て、丼にうつして…。追いガツオの麺つゆで「ぶっかけうどん」スタイルで食べましょう。自分で粉から作った手打ちうどん。打ちたて・切りたて・湯がきたての「三たて」うどん、お味はどうでしたか?
美味しく食べてお腹いっぱい。後片付けも済ませたら、午後の活動は「門松作り」!
筒を切って、紙ヤスリで切り口をきれいに削って、色塗りして…。この色塗りが一人一人自由で良かったですねぇ~。「この色の門松でお正月が迎えられたら私はハッピー、という色で塗れば良いよ~」とだけ最初に言って自由にさせました。
定番の緑、赤白黄色、ソフトバンクホークスカラー、エメラルドグリーン、虹色などなど、個性と発想力が爆発です(笑)。良き良き。
色を塗り終えたら筒を3本まとめて形を整えて。後は土台に筒を入れて砂で固めて、飾りつけです。
お家の玄関に飾る門松に欠かせないのが、年神様のお越しを「待つ」の松。これが神の依り代ですから飾りつけには欠かせません。常緑の松は生命力を感じさせますしね。
それから南天の実は「難を転ずる」とも言われ、禍を遠ざけてくれます。赤飯もそうですが、赤は邪気を払う色とも言われますので、これまた縁起が良い飾りですね。
どの子も素敵な門松ができました。お家に飾って良いお正月を迎えてくださいね。
おっと、あっという間にもう夕方です。夕べのつどい、そしてお楽しみの晩御飯です。食べ放題のバイキングは「残し放題」とは違います。自分が食べられるだけ取って、美味しかったら何度でもお代わりしてください。
夜の活動は「リース作り」です。午後はお正月の飾り、夜はクリスマスの飾りを作ります。このあたり、多様な宗教に寛容な日本らしいところですね。
クリスマスっぽい紙皿に松ぼっくりをボンドでくっつけて。もうひと工夫で松ぼっくりに色を塗ったりして。
素敵なリースの完成です。お家に飾って、クリスマスにはサンタさんは素敵なプレゼントを持って来てくれましたか?持ってきてくれたなら、自分で作ったこのリースのおかげ?かもよ(笑)
さ、今日の活動はここまで。お風呂に入って温まって、21時には消灯です。暖房も入ってるし、羽毛布団だし、寒くはないね。朝まで静かにお休みなさ~い。
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6時半になると「朝で~す!起きましょ~!」と、ぐっさんの声が廊下に響きます。顔を洗って身支度、寝具の片付け、荷物の移動、朝のつどいと忙しい。朝ごはんもモリモリ食べて一日のエネルギーを蓄えます。
朝の活動は、天候のため、先の週(晴)と後の週(雨)では違いました。
先の週は、外の広場で寒さをものともせずに色んなアトラクション?で元気に遊びました。中でも一番歓声が上がっていたのがこの巨大シーソー!全員でバランスを取って端が地面に着かないように平衡を何秒キープできるか?なかなか上手にやれていて感心しました。
雨が降っていた 後の週は、講堂を広く使って「カプラ遊び」です。フランスの知育玩具の積み木です。まず何を作りたいか、頭に思い浮かべてそれを実際に作り上げる。タワー、お城、ドミノ、DNAのような螺旋状のもの?なかなか面白く素敵な創作物があちらこちらで出来上がっていました。
作ったものを壊すのも楽しいですね。あれだけ頑張って作ったものを一瞬で壊すって、もったいないようでちょっと快感だったりします(笑)。
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さてさて、こんな感じの12月の活動でした。当日の様子が何となくでも伝われば幸いです。来月はいよいよ自然教室2024も最終回!9月にテント泊で利用した「玄海の家」での活動です。餅つきをはじめ魅力的な活動がたくさんありますので乞うご期待です。
それでは最後になりましたが年末のご挨拶を。
今年は大変お世話になりました。来る年の皆様のご多幸とご健勝をお祈りしております。どうぞ良いお年をお迎えくださいませ。
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