ガッツ俱楽部の自然教室2022《1月号》

 こんにちは。福は∼内!鬼は∼外!地域によっては「鬼も~内!」とするそうで、調べて見ると面白いですね。2023年も皆様の元にも福がたくさん来ますように。福岡は「福多か県」ですからね(笑)。

さて、ガッツ倶楽部の自然教室、第10期生の最終回。フィナーレを飾るにふさわしく今回も楽しく素敵な活動が出来ました。どんな様子だったのか、いつものようにえり先生からの振り返りレポートです。それではどうぞ~! 福多か福多か福多か~

========================================

皆さまご機嫌いかがでしょうか。今年は10年に一度の大寒波の到来で、とても寒いですね。体調崩されてはいませんか? 

さてさて社会教育総合センターで迎えます最終回 第8回目の活動。気温が低いにも関わらず、元気いっぱいの子どもたちの当日がどんな流れであったのか、写真と共に振り返っていきましょう

========================================

 今回の担任は、先行・後行週ともに、開催直前のコロナ罹患のため担任スタッフが1名足りず、私が5班を担当しました! 私も予定外でびっくりだったのですが、子供たちも驚きながらもウェルカムムードで喜んでくれたので、嬉しかったです!

 始めの会では、元気なご挨拶と班発表。班の中では自己紹介と班長決め。そして最後に部屋割りを聞いてから荷物を自分のお部屋に移動させます。

そうして最初の活動は、手打ちうどん作りです!「年越しそば」ならぬ「年明けうどん」らしいのですが、恥ずかしながら私は「年明けうどん」の存在を今年初めて知りました笑

 中力粉に塩水を入れて粉全体がしっとり湿るまでいきわたらせ、麺にコシが出るように十分にコネたら、10分ほど生地を寝かします。



あとは麺棒で生地を上下左右出来るだけ均等な厚みに薄~く延ばして折り畳み、包丁で均等な幅に切ったら麺の出来上がり。「切った後に麺を茹でたら、大体15倍に膨らむんだよ~」とぐっさんが話しをすると、「それならば」とそうめんのように細く切る子もいれば、あえて?極太の麺に切る子もいて。うどん作りだけでも個性が出て面白いですね笑



 麺を切り終わったら、ぶくぶくと沸騰したお湯で10分ほど茹でて、引き揚げたら流水でしめて丼に盛り付ける。あとはお好みで麺つゆに天かす、海苔やけずり節とトッピングして「ぶっかけうどん」にしました!


お味は言うまでもなく一口食べたらにんまり笑顔。ほぼ全員初めての、粉から作った手打ちうどん。最高の出来でしたね。あ~美味しかった!ごちそうさま。

 食事が済んだらみんなでテキパキと協力しながら後片付け。自分の食器を自分で洗う、これ当然。班で使った調理器具をすすんで洗う、これも義務。みんなで使った調理場の汚れに気付いて人知れず掃除をする、これ偉い。全体の床まで自ら掃除してくれる子もいて、子供たちの成長に感動しました。

 あまりにみんなが協力的だから、ぐっさんの想定時刻よりも早く進行しました。ちょっと自由時間です。これがまた楽しい。「自由」って子ども達の好きな言葉なんですねぇ(笑)。

************************************

さて続いては続いて羽子板作りをしました。雨が降ってもへっちゃらなくらい、活動プログラムはたくさん準備してあります(笑)

 羽子板の型に切り取った2枚の段ボールの間に割り箸で骨組みを入れて、ガムテープで貼って羽子板らしい絵を描いて完成です。羽根はティッシュを丸めて、千代紙を折って包んだらできあがり!出来た人から広いお部屋(プレイホール)で遊びました。

 




羽根つきは無病息災を願って羽根を落とさないようするもの。バドミントンのようにスマッシュ決めてはダメですよ~・・・とぐっさんは言うものの、いかんせんラリーが続かないっ(笑)。あちらこちらで大笑いしながら、良い運動になりました。

************************************

さ、午後のもうひと遊び。館内フォト探検をしますよ。グループで館内の見取り図に書かれてある数字と館内のあらゆる場所の写真を照らし合わせ、あちらこちら探し回ってクイズに答えます。



これは見つけるのは難しいかなぁ・・・?とこっちが思っていた場所も、「頑張って見つけたよ!」と報告してくれる子もいて大盛り上がり!楽しそうな姿を見ると、こちらまでほっこりしてしまいます笑

 ************************************

しっかり遊んだら夕べのつどい。つどいの後はレストランのバイキングでお腹いっぱい好きなものを好きなだけ食べて、夜の活動までは自由時間。ロビーでオセロをしたりピアノを弾いたりしてリフレッシュです。


 夜の活動では、「カルタ作り」をしました!ぐっさんが黒板に、ガッツ倶楽部の自然教室でこの1年間にやったこと、作ったもの、野外調理のメニューなどの思い出キーワードを書いていて、それを振り返ると色々なことが思い出されてきます。「あぁ、作ったねぇ~」「これ、めっちゃ美味しかった!」「これ、きつかったけど楽しかったよね」と子ども達も感想の言い合いです。

班に割り振られたキーワードとカルタの始まりの言葉.例えば、始まりの言葉が「ゆ」で、キーワードが「焼き芋(10月活動)」だった場合は、「ゆっくり美味しくなっていく焼き芋」という読み札と、絵を描いた取り札を作るという具合です。




全員が取り札・読み札を作り終わったら、広いホールに場所を移して班対抗のカルタ大会!中央に取り札がランダムに置かれ、ぐっさんが読み札を読み終えると班の代表者がホールの方々から10mほど走って中央の取り札を探し取りに来るというルールです。

班の仲間が1枚とるごとに「やった~!」「っしゃ~っ!」と大盛り上がり。先行週も後行週組も大接戦の名勝負となりました。

お風呂も入って夜の活動も終了。就寝時間までに歯磨きしてトイレを済ませ、友達とわいわいお話をして1日目が終了しました。

======================================== 

みんなおはよう!2日目の朝です。歯磨きをして毛布やシーツを畳んで、水筒にお茶を入れたら朝のつどいで頭と体を起こすラジオ体操。

朝食はみんながいつも楽しみにしている、レストランのパン工房でつくっているパンが食べられるバイキング。朝から幸せな気分になるね。美味しくいただきました。

食べたらお部屋に戻ってお片付けの続き。最初の頃はぐっさんから「はよ荷物をまとめんか!」「これ畳み方が違うやろー!」などと言われていましたが、そんなことを言われることはもうなくなって。みんなのお片付けレベルが格段に成長したので、センターの方の退所点検はスムーズに一発合格。本当に頼もしくなりました。


 では9時から最後の活動ですね。「竹けん玉」を作りました。のこぎりギコギコ、なたトントン。みんな上手になりました。刃物使いの時には軍手必須だよ。全員時間内に全員完成して良かった良かった。




残り時間は、コマ回しもして遊びました!懐かしい遊びも普段の生活では消えつつあるのは、なんだか考えさせれられます このような機会を通じて、昔遊びも継承されていくといいなぁと思いました。



 さて、そうこうしているといよいよお別れの時がやってきました。1日目夜の手作りカルタのお題であったように、ピザ作りや弓矢作りに海水浴、流しそうめんやゴム鉄砲作りをしたり、アスレチック公園に行ったり、クリスマスリース・門松作りをしたり、などなど1年間たくさんの経験、そして思い出ができましたね。いろいろな活動や集団生活の中で感じた、「楽しかった・感動した・驚いた・大変だった・きつかった」などのいろいろな感情がこれからのみんなの成長に役に立つ時がたくさんあります。ぜひこの1年で学んだことを今後に活かしてほしいと心から思っています。

最後はぐっさんからのお別れの言葉。「1年間、みんな楽しかったですか~?」と尋ねたら、元気よく大きな声で「楽しかった~~~っ!」と答えてくれました。みんなありがとうね。それじゃ最後のご挨拶。大きな声で元気に「さようなら!」で解散です。

またどこかでお会いできることを楽しみにしてますよ。

========================================

以上、第10期生最終回の1月活動の振り返りでした。お子様の土産話や写真だけでは見えなかった全容が少しでもお伝えできていれば幸いです。1年間、このブログにお付き合いくださり誠にありがとうございました。


コメント

このブログの人気の投稿

ガッツ俱楽部の自然教室2023《1月号》

ガッツ俱楽部の自然教室2023《12月号》

ガッツ俱楽部の自然教室2024《7月号》