ガッツ俱楽部の自然教室2023《11月号》

 こんにちは。秋もいよいよ深まり紅葉がきれいな頃ですね。あ、そういえば。紅葉を観に行くのを「紅葉狩り」と言いますが、なぜ「狩り」なんでしょう?イノシシやシカを狩る「狩猟」のように聞こえますが、調べてみると「狩る」には「採る・観賞する」の意味もあるそうです。そういえば「イチゴ狩り」とかも言いますもんね。昔は紅葉を観に行って、その色とりどりの落葉や葉の付いた枝を採って帰って秋の風情として家に飾っていたそうですよ。

さてさて、子ども達の秋は読書や勉強よりも?「食欲の秋」「行楽の秋」ということで、今月は「お弁当作って遠足に行こう&焼き芋を作って美味しく食べよう」の2本立てです。どんな感じで子ども達が頑張って楽しんだのか、写真とともに振り返っていきますね~

*****************************************

「おはようございま~す!」と元気な声でご挨拶、担任と班の発表、班作りが終わったら早速お弁当作りに取り掛かります。できれば13時までには食べたいぞということで、今回は炊飯のみ。ご飯が炊けるまでの間に「自然解凍OK」の冷凍食品をお弁当箱に詰めてちゃっちゃとお弁当を完成させます。いつも楽しみの野外調理は明日の焼き芋作りでやってもらいます。



レンチンを上回る簡便さ、気温が高い日におかずがいたむ心配もない。自然解凍OKの冷食、メーカーさんに感謝です。炊けたご飯は湯気が出なくなってからお弁当に蓋をしますよ~。

遠足は1・3週目に参加の子は社教センター⇔カブトの森公園、2週目参加の子たちはサンビレッジ茜内のウォークラリーです。声を掛け合い、しりとりやお喋りしながら、励まし合って片道1時間。子ども達はしんどくても頑張って歩きました。



お楽しみのお弁当タイム!おかずの配置やご飯の量も自分で考えて詰めたお弁当、美味しくてパクパク食べちゃいます。お弁当を食べたらしっかり遊びましょう。頭を悩ませてお買い物した300円分のおやつも食後のお楽しみ~~~お友達の美味しそうなおやつ、自分のと交換し合う様子が微笑ましいです。




アスレチックや遊具でたっぷり2時間くらい遊んだら、センターに戻って自分のお弁当箱や調理器具を洗います。いっぱい遊んで歩き疲れてお腹も空いてきたところで晩御飯。いつも以上にモリモリ食べていました。「やっぱ運動した後はメシがウメ~」とはある男の子の弁(笑)


工作は「カタパルト飛行機」作り。ゴムで発射させる飛行機です。ぐっさんの説明を聞きながら、厚紙に点を打って、定規で線を引いて、線に沿って切っていく。「ん?どこどこ?」と分からなくなったら班の上級生が教えてあげています。自然発生的にこんな優しい光景があちこちで見られるのは嬉しいことですね。

厚紙から切り出した翼をボンドで割り箸に貼り付けて、翼にイラストを描いて完成です。明日お外で思いっきり飛ばしましょう。お風呂に入ってキレイさっぱり。初日はこれでおしまいです。

******************************************

二日目は朝から焼き芋作り。火が熾きてからお芋に火が通るまで20~30分は(芋の太さと火力による)時間がかかりますのでテキパキやらないと帰る時間に間に合いません。班の全員ナタを握って、赤ちゃん薪(木屑)から→小学生薪→中学生薪、、、と薪を徐々に太くしてカマドに並べて準備です。それからお芋を洗ってアルミホイルで巻いて、こちらも準備完了!さあ、班のカマドで薪に着火!火が安定したらお芋を火の上に並べて中まで熱が通るを待ちます。




火の番を交代交代にして、焼き上がりを待ってる間は昨日作ったカタパルト飛行機を飛ばして遊びましょう。ギュイ~ンと空に向かって一直線に飛んで、旋回しながら滑空してきます。「おおっ!」「飛んだ飛んだ!」「見て見て~」とこちらも大盛り上がり。


そうこうしている内に「焼き芋焼けたよ~」。竹串を刺してスッと入れば中まで火が通った証拠。熱々ホクホクの焼き芋をみんなで食べましょう!「甘~い」「栗みたい!」「美味し~」と、火熾しから煙に涙目になりながら自分たちで作った焼き芋は大好評のようでした。みんなの頑張りのおかげで、帰りの解散時間に何とか間に合いました。
******************************************
こんな感じで「行楽の秋」「食欲の秋」を満喫した11月活動でした。なんとなくでも様子が伝われば幸いです。

さぁて来月のガッツ倶楽部は、いよいよ年末ということで「餅つき」「門松つくり」「クリスマスリース作り」の回です。これまたお楽しみに。それではまた!




コメント

このブログの人気の投稿

ガッツ俱楽部の自然教室2023《1月号》

ガッツ俱楽部の自然教室2023《12月号》

ガッツ俱楽部の自然教室2024《7月号》