ガッツ倶楽部の自然教室2022《５月号》
お世話になっております。一般社団法人ガッツ倶楽部、代表の山口です。
いや～、始まりましたね。コロナ禍で中断して3年ぶりの自然教室！この日をどれほど首を長くして待ったことか。。。ろくろ首かキリンか？位に伸びましたよ（笑）実に感慨無量です。以前と変わらず「安全に楽しく」をモットーに今後も頑張ってまいります。
さて、先行週組・後行週組の両活動が終わりますと「ガッツ倶楽部便り」として自然教室の様子をこちらで公開していくようにしています。ブログを担当するのはオッサンのぐっさんではなく、若くてキビキビ子ども達のお世話をしてくれる、ガッツ倶楽部のホープ「えりさん」です。それではえりさん、よろしくです。
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皆さま、おはようございます。こんにちは。こんばんは。ガッツ倶楽部 副代表の石渡と申します。子ども達からは「えり先生」という愛称で呼ばれています。元保健室の先生で、このガッツ倶楽部でも養護を担当しております。体調面等、ご不安なことがございましたらご相談ください。これから、どうぞよろしくお願いいたします。
さて、いよいよ自然教室2022が始まりです♪ これから１年間、楽しいことがてんこ盛りの目白押しのプログラムを準備しておりますので、どうぞご期待ください。また、毎回の活動の様子は、「活動日誌」「スナップ写真」そしてこの「ガッツ倶楽部ブログ」でお知らせいたしますので、お楽しみに！！
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さあ！待ちに待った初回の自然教室。 私自身も子ども達に会えることをとても楽しみにしておりました！初回からの「雨」が不安でしたが、天気予報も吹っ飛ばす子ども達の元気さ。子ども達のパワーが届いたのか、先週・後週ともに最高のスタートを切ることができました。それでは２日間の様子を写真と共に振り返っていきましょう～！
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まずは初めましてのご挨拶。「おはようございます」「ぐっさん〜！」「えり先生！」など複唱してくれる子どもたちの言葉に私もなんだか微笑ましくなり、元気をもらいました。
センターの職員さんから施設の使い方などのオリエンテーションを聞いて、いよいよ班の発表です。担任スタッフとお友達と、自己紹介をして、名札を胸に着ける頃にはもうすっかり打ち解けていました。子ども達の仲良くなるスピードの速さ、、、すごい！
そしてひたすらこねましょ～。袋の中で生地が団子状になるように丸めて、3等分に。
お次は、細長い棒状に成形して、割り箸にまきまき・・・
コンロの上で焦がさないように丁寧に焼きあげれば出来上がり。もうみんなはお腹ペコペコ。ではでは、早速いただきま～す！
「美味しい？」と聞くと最高の笑顔で「美味しい！」と子ども達。「めっちゃウマい！」「美味しい～」「最強やん！」と声が飛び交います。自分で一から作り上げたパンは最高ですね！とても嬉しそうに焼きたてパンをお腹いっぱい平らげました。
後片付けをした後は、休憩を挟んで午後の活動、刃物使いの練習です。まずノコギリ。次は鉈、そして小刀。これらの刃物使いは１年間いろいろな活動をする上で大切な技能なので、しっかりレクチャーを受けて自分で実践、そして習得しなければ！
次は、竹を鉈でさらに細く割り、先をしっかり尖るように小刀で削って竹串を作りましょう。レクチャーどおりにやれるかな？
夕ご飯もお腹いっぱい食べて自由時間を取ったら、続いて夜の活動の糸電話作りです。昼に切った竹の切り口は、ノコギリでギザギザ。耳や口元にあてた時に、怪我しないようヤスリでツルツルに仕上げます。
次に、袋を切り開いて、竹に両面テープで取り付け膜になるようにしましょう。
袋に糸を取り付け、先ほどヤスリで磨いた竹に装着したら完成！！作り終えた人から、早速遊ぶ子供たち。「聞こえる？」『聞こえる！」と楽しそう！
その後は入浴して一日の汚れと疲れを洗い流して就寝です。
２日目の朝です。ラジオ体操をして朝ごはんもしっかり食べたら昨日の続き、火熾し作業にチャレンジです！
ぐっさんがまずデモンストレーションを行い、起こした火で炙ったマシュマロを美味しそうに食べて見せます。話をよく聞き、真剣に見ていた子ども達は「絶対自分も成功して食べるんだ」と気合いがみなぎっています（笑）
まずはマッチを擦ってみましょう。擦って着火できたら、火がすぐ消えてしまわないように、ついた火を軸にまで燃え移らせなければならないのですが・・・擦って着火させることはできても火が怖いのですぐ手を離してしまいます。でも、何度か練習しているうちに、みんなできるように！
ここまで習得出来たら、いよいよ今回の自然教室で習った「鉈・小刀・マッチ」３つの技能の合わせ技です！小刀で木屑をたくさん作って、鉈で薪を割って、組み合わせて風通しのいいように木のお山を作ります。そこにマッチを擦って。。。着火！
まずは焦らず小さな火から徐々に細い薪、さらに太い薪に燃え移らせて、大きく火を「育てて」いきましょうね。上手く火が付いたと認定されれば、マシュマロを貰って、昨日作っておいた竹串にさして、炙って。。。ん～最高！！！
風が強かったり、湿気が多かったりするとなかなか火をつけるのに苦戦するのですが、そのうち次から次に着火成功と認定される子が続出。「やった〜！」「美味すぎる！」との声が多数あがりました♪
今回上手くできなかった子もいましたが、これから１年で上達していけば大丈夫です。できなかった悔しさもまた、この自然教室で学べる大切なことですね。「今度こそ！」のガッツが人生の困難を乗り越える原動力です。出来た時には、成功体験を今後もどんどん積んでいくことで自信がつき、成長していってもらえたらと思います。
最後は道具のお片付けをして終了です。すっかり仲良くなった班の仲間と昨日・今日を振り返りながら、また来月の再会を楽しみに、元気にサヨウナラのご挨拶で締めくくりました。
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さてさて、こんな感じの第１回目の活動でしたが、初回の様子は伝わりましたでしょうか？お子さんの言葉だけでは分からなかった部分の補足になれば幸いです。
それでは今日はこの辺で。また来月の活動をお楽しみに～。
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