ガッツ俱楽部の自然教室2023《12月号》

 こんにちは。12月生まれですが寒さに弱い山口です。暑いのは平気なんですけど、寒いのはホント苦手で…。とは言え、子ども達とワイワイやっていると寒さも忘れるのが便利なところ(笑)。今月も楽しく活動できました。

それでは今月の活動、どんな感じだったのか? 写真と文章で振り返ってまいりましょう~!

******************************************

元気なご挨拶と班分けの後は早速 野外調理場へGO!今回の開催地は「玄海の家」。野外調理場は屋根も防風カーテンもあって全天候型なのであります。

餅つきの前にまずはビニール袋を持って松林散策がてらの松ぼっくり拾いです。


夜の活動クリスマスリース作りで使いますよ。形や大きさ、気に入ったのがありましたか?濡れてカサが閉じてる松ぼっくりは玄海の家の備蓄の?松ぼっくりと交換してもらえました。

お次はきな粉作りです。大豆を棒で叩いて潰して作ります。ガンガンゴンゴン、調理場は建築現場のような音で賑々しくなります。出来上がったきな粉の風味の良いこと!まさしく「香りが立つ」って感じです。


きな粉はお砂糖と1対1で混ぜて美味しくします。醤油やココアのお味の準備も整ったら、さあお待ちかねの餅つきの開始です。みんなが松ぼっくり拾いに行っている時からもち米を蒸してたからね。良い感じに蒸しあがってますよ~。ではでは、セイロから石臼にもち米を移してと…

おっと、ちょっと待ってね。つく前におこわも食べてみてよ。モグモグ噛んでるとお口の中で餅つきしてるみたいで美味しいから(笑)


ささ、それでは改めまして餅つきの始まりです!1・2、1・2の掛け声や、ヨイショ、ヨイショの掛け声も。年末らしく賑やかで良いですなぁ。


もち米が冷えて硬くならないうちにつき終える、時間との勝負です。言ってしまえば米粒を形が無くなるまで潰すのが餅つき。がんばれっ!がんばれっ!の掛け声も出る中、無事につき終えたら、お待ちかねの実食の時間です!


自分で食べやすい大きさにちぎって、色んなお味で楽しめます。「きな粉うまっ!」「ココア美味しい!」。頑張った後に元気に笑い合って食べるのって幸せですよね。

食後は、粘りつきがなかなかキレイに落ちない杵やセイロの後片付けも、「粘り強く」頑張って点検合格。館内に戻ってお次は門松作りです。

生の竹ではなく、紙筒を使います。扱いやすく、色塗りや飾りつけで個性の発揮・創作意欲もわきますね。紙筒を斜めにカットすることにはみんな苦労したようですが最後までよく頑張りました。


竹を中心に、年神様のお越しを待つ「松」、難を転ずる「南天」を飾ります。実の赤色は邪気も祓いますしね。ゴージャスな生け花のようにする子もいれば、わびさびを感じる質素な門松にする子も。色とりどりの竹の色もナイスです。

あらかた完成させたら仕上げは明日にして、晩御飯の時間です。今回は自分たちでシチューを作って食べます。班のみんなで協力して美味しいシチューが出来ました。美味しすぎてお代わりの争奪戦もあるほどでした(笑)。子ども達の食欲を見誤り、もっとたくさん作らせれば良かったなと、私の反省点です。



一日の最後はクリスマスリース作りです。昼間に拾った松ぼっくりをクリスマス仕様の紙皿にボンドを使って上手に飾っていきます。松ぼっくり自体にも色を塗ったりもして。


あとはボンドが乾くのを待つばかり、となった段階で今日の作業はおしまい。そのあとはワイワイとお風呂に入って歯磨きして、いつものように21時が就寝時間です。ゆっくりおやすみなさ~い。

*****************************************
翌朝は6時30分起床。朝食も自分たちで作って食べて、自分のベッドの片づけは完璧か?の退所点検。さらに貸し出しの調理器具はきれいに洗えてるか?の食器点検。玄海の家の職員さんの点検は厳格。ダメならやり直し、朝から大忙しです(笑)。

さ、全部の点検を合格したら、門松やクリスマスリースの仕上げをしましょう。納得・満足の出来上がりになったかな?


そうこうしてると退所の時間となりました。身の回りの掃除をして、今回の1泊2日を振り返って、元気な声でサヨウナラです。また来年、元気に会いましょう!

****************************************
さてさて、こんな感じの12月の活動でした。今回は「年越しの風物詩」を味わう回といたしました。子ども達の頑張り・笑顔・その様子がこのブログで伝われば幸いです。

次回は最終回、社教センターで「年明けの風物詩」を味わう活動にする予定です。こちらもお楽しみに~。

それでは皆様、本年も大変お世話になりました。どうぞ良いお年をお迎えくださいませ。

コメント

このブログの人気の投稿

ガッツ俱楽部の自然教室2023《5月号》

ガッツ俱楽部の自然教室2023《7月号》

ガッツ俱楽部の自然教室2023《6月号》